この記事では、キャプテンスタッグから発売されているヘキサステンレスファイアグリルの底上げ方法を紹介したいと思います。
BBQの際の火力の弱さに同じ悩みを感じてる方は、是非参考にしてみて下さい。
ヘキサステンレスファイアグリルの底上げってどうして必要?
まず初めに底上げが必要な理由を簡単に説明すると、ヘキサ焚き火台は炭置き場と焼き網までの距離が離れているからです。
距離が離れているとBBQの際に火力が足りず食材が焼けにくいので、その対策の一つが底上げということです。
底上げの必要性と、もう一つの対策である炭の量を増やす事についてはこちらの記事で詳しく説明していますのでご覧ください。
対策方法は2つ。炭の量を増やすか、底上げするかです。
炭のコスパなどを考えると、底上げで対策を立てた方がいいですね。
底上げの基本的な構造
まず最初に底上げの基本的な構造から説明しておきましょう。
用意するものは基本的に2つです。
- 30㎝の丸網(ダイソーで購入可能)
- 丸網の下に置く台(高さ3㎝程)
基本構造は、台の上に丸網を乗せるだけで完了です。
底上げ方法
それでは底上げ方法を紹介していきますね。
今回は3種類ほど、台として使えるものを紹介しますね。
少々凝った物が欲しい方は、パターン1を。 とにかく誰でも出来る簡単な物が欲しい方は、パターン2、3をご覧ください。
パターン1:ダイソーのアルコールバーナー五徳
まず一つ目の底上げは、ダイソーで売っているアルコールバーナー五徳(3個入り)と丸網を使った方法になります。
この五徳を使った底上げは少し工具とスキルを要しますが、見た目にもカッコイイのを使いたい人は是非チャレンジしてみてください。
ちなみにこの底上げは、我が家で以前まで使っていた底上げ方法になります。
方法はいたって簡単で、五徳を6枚を写真の様につなぎ合わせて、上に丸網を載せるだけです。
ただし注意したいのは、五徳をそのまま使用してしまうと高さがありすぎるので、出っ張っている部分を切断する必要があります。
写真の赤点線のラインで切断すれば、高さは約3㎝になります。
工具を持っている方や、DIYが趣味で普段から加工したりするのが好きな方は是非挑戦してみてください。
ちなみに僕は、職場で切断工具などを普段から扱っているのでグラインダーで切断しました。
五徳を組み合わせてできる六角形はなんとも美しいですね。
何度も使用してきたので、耐久性も折り紙付きです。
次に紹介する方法は、工具やスキルを全く必要としない方法なので、簡単なのがいいという人は、次の方法をお試しください。
パターン2:石
次に紹介するのは石です。
「石?」という声が聞こえてきそうですね。
ふざけているわけではないので、もう一度言います。
石です。
要は3㎝ほど高さのある物の上に30㎝の丸網を載せれれば良いだけなので、キャンプ場に転がっている石で代用できてしまうんです。
これなら、わざわざ台を持っていく必要もありません。
程よい大きさの石を3〜4個ほど見つければいいだけです。
ただ、「現地調達できなかったらどうするんですか?」とか「不安だから準備していきたいです!」っていう声が聞こえてきそうなので、僕なりに色々と探してみたので、ご紹介しますね。
パターン3:クリップ
先ほど、3㎝ほど高さのある物の上に3丸網を乗せると説明しましたが、細かな注意点があるのでまずはそこから説明しておきます。
注意点は以下の3つです。
- 燃えない
- 目皿から落ちない
- 丸網の網目よりも大きい
まずは大前提として、BBQの際に使用する炭の温度に耐えれる必要があります。
鉄製の素材なら問題ないですが、あまりにも薄すぎたりすると、熱影響で曲がってしまったりします。
次に注意する点は、目皿から落ちない大きさが必要な事です。
目皿のは格子状になっていて、隙間は約1.5㎝です。
あまりにも小さ過ぎると目皿の隙間から落ちてしまうので大きさには注意しましょう。
最後に注意する点は、丸網の網目よりも大きい必要がある事です。
ダイソーで売っている30㎝の丸網の隙間を確認してみましょう。
ばらつきは有るものの約1㎝×1㎝なので、これより小さくなってしまうと、丸網が下に抜け落ちてしまうことがあります。
以上の注意点に気を付ければ、身の回りの色々な物が台として使用できるかと思います。
そこで僕が見つけ出した物がクリップになります。
こちらの商品の正式名称は目玉クリップで、ダイソーにて購入できます。
サイズが多数あるのでしっかりと確認する様にお願いします。
似た様なものならダイソー以外でも購入できると思いますよ。
まずは素材ですが、鉄の為問題ありません。
次に目皿から落ちないかどうかですが、こちらはクリップタイプの為問題ありません。
そして丸網の網目より大きいかどうかですが、この目玉クリップの目玉部分は約1.5㎝となっており、こちらも問題ありません。
最後に目玉クリップの高さ自体は約3.5㎝でこちらも丁度良い高さになっています。
実際に目玉クリップを使用して組み立ててみるとこの様な感じになります。
これなら本当に誰でも真似できますね。見つかってよかったです。
実際に使用してみましたが、心配していた熱影響による変形等は見られませんでした。
ただ回数を重ねたりする事で、目玉クリップのバネの強度が落ちてくる事が考えられます。
そこで、長く目玉クリップを使用するためのポイントをまとめました。
- 目玉クリップの取り付け位置は、出来る限り丸網の外側にくるようにする。
- 炭を置く場所は、目玉クリップの真上を避ける
- BBQが終われば、すぐに目玉クリップを取り外す。
長持ちせるポイントは熱影響をなるべく少なくする事です。
その為に目玉クリップは、炭から距離をとりましょう。
またバネが伸びた状態での急冷を少なくするために、使用後は早めに取り外す事をお勧めします。
ちなみに今回使用したダイソーの目玉クリップは8個入りなので、仮に変形してしまったとしても買い替え頻度は少なくて済みます。
これで誰でも出来る底上げ方法の紹介は終わりになるんですが、ここから番外編ということで、我が家が現在使用しているスタイルをご紹介します。
番外編
ここからは番外編として我が家の底上げ方法を紹介します。
需要はないと思いますが、「こんな方法をとっている人もいるんだ」という程度に見てもらえればと思います。
きっかけ
まず初めにきっかけを説明しておきましょう。
以前は我が家もパターン1で紹介した丸網と五徳を使用して底上げをしていました。
はっきり言って家族だけで行うBBQの際は何も問題ありませんでした。
ただ、機会は少ないものの大人数でBBQを事もありました。
その際に、先ほどご紹介した方法だと炭を乗せる場所は30㎝の丸網の上だけと、少し限定されてしまします。
大人数で行うBBQの際は、全面に炭を乗せないと焼き手が追いつきません。
そこで炭を全面に置ける底上げ方法を探す事にしました。
素材は純正の焼き網
そこで実際に作り上げた物がこちらになります。
純正の焼き網を小さく切断して、再度ふちの部分を溶接にて取り付けました。
乗せた際に丁度目皿から約3㎝上に来る様に調整しました。
加工後の純正網のサイズは、34㎝×39㎝です。
焼き網の網目がかなり細くて、溶接は結構難しかったです。なので全然お勧めはできません。
はっきり言って、機会が少ないのなら炭の量を増やして対応すれば良かっただけなのですが、つい工作に夢中になってしまいました。
なので、たまに大人数でBBQをする方にお勧めする底上げ方法は結局以下になります。
- 普段は台+丸網で底上げする
- 大人数でのBBQの際は、炭の量を増やして嵩上げする
まとめ:気軽に誰でもできる方法はクリップで決まり。
いかがだったでしょうか?
今回は台と丸網を使用した底上げ方法を3種類ご紹介しましたが、誰でも簡単にできる方法としてはクリップを使った底上げ方法になるかと思います。
また、パターン3で記載した注意点さえ守れば身の回りにある物で代用して底上げする事が可能なので、自分で探してみるのも良いと思います。
是非参考にしてもらえればと思います。
ではでは。
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